バルコニーが壊れた時の修理方法や費用は?耐久性はどのくらい?

お家の修理

バルコニーやベランダは、中庭がなくてもタバコを吸うのに出たり日光浴をしたり、洗濯物を干したりと非常に便利な場所ですよね。しかし、外にあるために雨風などの天候によって経年劣化が激しい場所でもあります。塗装が剥がれて見栄えが悪くなったり、さらにひび割れて漏水や腐食が起こったりした場合の方法や費用、ベランダの耐久性についてご紹介します。

バルコニーが壊れた時の修理方法は?


バルコニーが壊れたときは、主に2つの方法で修理します。軽度なひび割れや塗装の剥がれであれば、塗装を塗り直して補修します。しかし、台風などで手すりそのものが壊れてしまった場合、手すりの交換を行います。

ひび割れによる雨漏りや防水対策をする

バルコニーの床の防水塗装が剥がれたり、ひび割れなどの劣化が見つかった場合、漏水や腐食防止の塗り替え・リフォーム工事が必要となります。この工事は、新築の時にされていた施工方法によって異なります。

FRP防水工事の特徴

FRP防水とは、繊維強化プラスチック(FRP)を利用した工法で、強度や耐久性・持続性に優れています。現在、たいていの新築住宅のバルコニーにはこの工法が使われていますので、比較的築年数が浅い物件の場合はFRP工法であることが多いでしょう。強い素材で耐久性・耐候性に優れているだけでなく、軽量で丈夫なことも特徴です。

ウレタン防水工事の特徴

ウレタン防水工事は、バルコニーの床の部分の目地にシーリングを充填させ、その上にウレタン樹脂塗料を塗装していく工法です。この防水膜は硬化させたゴム状のもので、塗装という形態で仕上げることからバルコニーの形が複雑な形状であっても継ぎ目を目立たせず対応することができます。

手すりを交換する

バルコニーの落下防止の手すりが壊れて交換する場合、「手すりの取り外し」「新しい手すりの取りつけ」「塗装など」の3つの工程が必要となりますので、新規で手すりを取りつけるよりも少し高くなります。また、既存の手すりを再利用できない為、廃材処理などの手数料がかかることもあります。

バルコニーが壊れた時の修理費用は?


それでは、それぞれの費用について見ていきましょう。

ひび割れによる雨漏りや防水対策

ひび割れによる雨漏りや防水対策にかかる費用の相場は、一般的に以下のようになっています。
・FRP防水工事の費用…1平米あたり約5,000円〜8,000円
・ウレタン防水工事の費用…1平米あたり約4,500円〜7,000円
一般的に、FRP防水工事の方がやや割高となっています。しかし、逆に施工の期間が短く済むことや、軽量で耐久性が高いことがメリットです。ウレタン防水工事の場合、防水性はやや劣るものの、費用が安く、また多くの建物で使われている手法なので技術力の高い業者が多いことがメリットです。

手すりの交換にかかる費用の相場は、一般的に以下のようになっています。
・新しい手すりの価格…約20,000円〜100,000円(材質による)
・手すりの撤去・取りつけ費用(工賃)…約70,000円〜120,000円
・廃材処分費…約20,000円〜30,000円
合計で約15万円〜25万円程度かかることが多いようです。

バルコニーの耐久性は?


では、最後にバルコニーの耐久性について見ていきましょう。

FRP防水の場合

FRP防水の工法は、約10年の耐久年数があるとされています。丈夫で軽く、耐水性も高いFRP防水は初期投資は高くなりますが、後々の修繕やメンテナンスの手間を考えるとおすすめの工法です。紫外線などで退色した部分の塗り直しや軽度のひびであれば、トップコートを塗り替えるだけの修理で済みます。これは約5〜8年おきの塗替えで構いません。

ウレタン防水の場合

ウレタン防水の工法は、約12年の耐久年数があるとされています。安価で耐久年数もFRP防水並みの耐久性を誇るウレタン防水工法ですが、この耐久年数を実現する為には、排水口の掃除を定期的に行うことが必要です。雨水が流れないままだと、水がたまっている場所から腐食していくからです。

バルコニーが経年劣化してきたら修理しよう


バルコニーは、外にあるものですからどうしても天候や経年劣化・老朽化の影響が激しいものです。そこで、定期的にメンテナンスをしたり、塗装が剥がれたり手すりが壊れるなどの老朽化が進んできたら早めに修理やリフォームを行いましょう。

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